直心こども園の理念
-ミッションステートメント-
直心こども園は、地方創生のための生態系を再構築し、
世の中の「変革」と「創造」の担い手となる子供たちを育みます。
私たちの使命は、人口減少と地方創生という社会問題に真っ向から立ち向かうことです。
国立社会保障・人口問題研究所が2017年4月に発表した「日本の将来推計人口」は、改めて日本の人口減少のすさまじさを印象づける内容でした。いま、約1億2700万人の日本の人口は、およそ35年後の2053年には1億人を割り、2100年には半分以下の5200万人になると予想されています。今の人口の半分以下です。このまま人口が減り、衰退していくと2040年までに896の市町村が消滅すると推測されています。上落合もその一つかもしれません。
なぜ、このような事態になっているのでしょうか。
人口減少の大きな要因の一つが、出生率の高い「地方」から低い「東京」に人口が流入していることにあります。では、人口減少が及ぼす日本経済へのダメージはどうでしょう。生産人口とは15歳以上65歳未満の人数を言います。家や自動車をはじめとした様々なモノを購入し、内需を牽引するのがこの年代です。つまり生産人口が減ることに伴う需要数量の減少が、日本経済を低迷させてしまうと考えられます。また、「地方」の人口が失われていくことは、日本の貴重な多様性が消滅していくことを意味します。その結果、多様性によりもたらされるイノベーションの機会をも失いかねません。
私たちは、人口減少・少子高齢化という事実を直視します。片田舎の社会福祉法人としてこの現実を少しでも変えるために、地方創生の仕組み作りをしていきたいと考え行動しております。小さな活動かもしれませんが、世の中を今より少しでも良くするために、思考を停止させず、常に変化の中心に身を置いてまいります。